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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻9号

1999年09月発行

文献概要

今月の主題 下痢と便秘 便秘の特殊病態—病態,診断から治療まで

大腸・直腸・肛門・骨盤腔の解剖学的異常に伴う便秘症

著者: 高橋俊毅1

所属機関: 1国立相模原病院外科

ページ範囲:P.1519 - P.1521

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●鎖肛は出生時の視診と盲端の位置確認が治療上重要である.
●便秘症の発症が新生児のときからの場合,Hirschsprung病の可能性が高い.
●特発性巨大結腸症はnarrow segmentを認めない.しかし,きわめて短いshort segment型のHirschsprung病との鑑別は困難なことがある.
●緊張性骨盤床症候群は,随意筋の恥骨直腸筋と外肛門括約筋の機能障害と考えられる.
●中高年女性の便秘の場合,直腸瘤(rectocele)の可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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