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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻1号

2000年01月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群 病態の理解のために

プラーク破綻と血栓形成の病理

著者: 山路國弘1 由谷親夫2

所属機関: 1奈良県立医科大学第1内科 2国立循環器病センター臨床検査部・病理

ページ範囲:P.8 - P.10

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●急性冠症候群は,その原因が冠状動脈血栓症であるとの理由から急性心筋梗塞,不安定狭心症,および突然死が含まれる.
●冠状動脈血栓症のプラーク破綻の原因として線腫性被膜の菲薄化がいわれているが,その主役はマクロファージと考えられている.
●プラーク破綻には,粥腫破裂と粥腫びらんの2つのタイプがある.
●冠状動脈硬化症の新しい分類としてStaryの分類が用いられている.
●急性冠症候群の危険因子は,高血圧症,糖尿病,および喫煙である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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