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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻1号

2000年01月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群 病態の理解のために

プラークの破綻と安定化のメカニズム

著者: 相川眞範12 代田浩之3

所属機関: 1順天堂大学医学部循環器内科 2現ハーバード大学医学部ブリガム・ウィメンズ病院循環器科 3順天堂大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.12 - P.15

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●プラークの破綻(plaque rupture)と血栓形成は,acute coronary syndromesの主な原因とされる.
●脂質低下療法による冠疾患イベントの減少は,病変の縮小ではなくプラークの質的改善(安定化)によるものと推定されている.
●脂質低下療法は実験的プラークの炎症細胞を減少させ,細胞外基質分解活性や血栓性を低下させる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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