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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻1号

2000年01月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群 急性冠症候群に対する治療とEvidence

急性心筋梗塞に対する治療法選択の原則

著者: 藤井謙司1

所属機関: 1桜橋渡辺病院内科

ページ範囲:P.54 - P.56

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●急性心筋梗塞の急性期治療の主体は再灌流療法である.欧米では血栓溶解薬の静注が主流だが,わが国ではPTCAによる再疎通が普及している.いずれにしても迅速に診断をつけ,再灌流治療開始までの時間(door to needle time)を短縮する努力が必要である.
●抗不整脈薬や利尿薬,硝酸薬,カテコラミンは病態に応じて使用する.β遮断薬とACE阻害薬は,忍容性がある場合は予後改善効果を期待して追加投与する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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