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今月の主題 急性冠症候群 急性冠症候群に対する治療とEvidence
急性心筋梗塞に対する治療法選択の原則
著者: 藤井謙司1
所属機関: 1桜橋渡辺病院内科
ページ範囲:P.54 - P.56
文献購入ページに移動●急性心筋梗塞の急性期治療の主体は再灌流療法である.欧米では血栓溶解薬の静注が主流だが,わが国ではPTCAによる再疎通が普及している.いずれにしても迅速に診断をつけ,再灌流治療開始までの時間(door to needle time)を短縮する努力が必要である.
●抗不整脈薬や利尿薬,硝酸薬,カテコラミンは病態に応じて使用する.β遮断薬とACE阻害薬は,忍容性がある場合は予後改善効果を期待して追加投与する.
●抗不整脈薬や利尿薬,硝酸薬,カテコラミンは病態に応じて使用する.β遮断薬とACE阻害薬は,忍容性がある場合は予後改善効果を期待して追加投与する.
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