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文献概要
今月の主題 急性冠症候群 急性冠症候群に対する治療とEvidence
不安定狭心症に対する薬物療法と効果
著者: 北村順1 住吉徹哉1
所属機関: 1榊原記念病院循環器内科
ページ範囲:P.57 - P.59
文献購入ページに移動●不安定狭心症はプラークの破綻により冠動脈内に血栓が形成されて発症する,という考えが提唱されている.
●アスピリンは,心筋梗塞発症率,死亡率ともに減少させ,不安定狭心症の予後を改善した.また,チクロピジン,ヘパリンも予後の改善に有効と考えられている.
●不安定狭心症の薬物治療は70〜80%の症例に有効であり,残る2O〜3O%に対し緊急の侵襲的治療が必要となる.
●アスピリンは,心筋梗塞発症率,死亡率ともに減少させ,不安定狭心症の予後を改善した.また,チクロピジン,ヘパリンも予後の改善に有効と考えられている.
●不安定狭心症の薬物治療は70〜80%の症例に有効であり,残る2O〜3O%に対し緊急の侵襲的治療が必要となる.
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