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今月の主題 急性冠症候群 急性冠症候群に対する治療とEvidence
急性心筋梗塞に対するプレホスピタルケアはどこまで行うべきか
著者: 浜重直久1 川井和哉1 土居義典2
所属機関: 1近森病院循環器科 2高知医科大学老年病科
ページ範囲:P.72 - P.74
文献購入ページに移動●再灌流療法による心筋サルベージ効果・死亡率減少効果は,発症から早ければ早いほど高い.
●一次医療施設でのt-PA静注開始(prehospital thrombolysis)により,より効果的な心筋サルベージが期待されるが,不整脈や心破裂のリスクについての検証が必要である.
●高齢者では,血栓溶解療法による心破裂のリスクが高いため,prehospital thrombolysisよりもdirect PTCAを選択するほうが賢明である.
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