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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻1号

2000年01月発行

文献概要

今月の主題 急性冠症候群 急性冠症候群に対する治療とEvidence

再発予防のための生活指導

著者: 池ノ内浩1 羽田勝征1

所属機関: 1JR東京総合病院循環器内科

ページ範囲:P.99 - P.102

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●生活指導の要点は,冠動脈硬化進行の抑制と発作の誘発因子のコントロールである.
●冠動脈疾患による死亡の約70%と,心筋梗塞の50%が,冠動脈疾患の既往例に発生する.
●喫煙がいかに動脈硬化を促進するかを患者さんに十分に納得していただき,禁煙を達成する.
●中等症以上の高血圧は重要な危険因子で,大部分で内服治療が必要である.
●LDL-Cの目標値は食事のみによる達成は不可能.総コレステロール値を長期治療の指標に用いる.
●家族にはサポートの重要性を説明しておくべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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