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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻10号

2000年10月発行

今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染

市中肺炎へのアプローチ

肺炎診断におけるCTスキャンの利用方法

著者: 小場弘之1 伊藤英司1 伊藤峰幸1

所属機関: 1札幌医科大学第3内科

ページ範囲:P.1592 - P.1594

文献概要

●肺炎の診療においてCTスキャンの有用性は高く,種々の肺疾患との鑑別に必要な肺の形態情報を得ることができる.
●気管支肺炎のCT所見は,区域性を有する辺縁不明瞭な,種々の大きさの肺胞性陰影で,癒合傾向が強く,しばしば気管支透亮像を伴う.
●重症例および非定型的な経過や所見を呈する例に対しては,速やかにCTを撮影して治療方針決定の一助とする必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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