文献詳細
今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染
院内感染肺炎へのアプローチ
文献概要
●院内感染肺炎において,喀痰はとりわけ常在菌で汚染されやすい検体であるので,喀痰による起炎菌の推定は慎重に行われるべきである.
●血液培養,気管支鏡下の検体採取,肺病変部からの検体の針吸引などは侵襲的であるが,起炎菌決定の手段として信頼性が高い.
●それぞれの医療施設での院内感染肺炎の主要な起炎菌と薬剤に対する感受性をあらかじめ知っておくことは臨床的に重要である.
●血液培養,気管支鏡下の検体採取,肺病変部からの検体の針吸引などは侵襲的であるが,起炎菌決定の手段として信頼性が高い.
●それぞれの医療施設での院内感染肺炎の主要な起炎菌と薬剤に対する感受性をあらかじめ知っておくことは臨床的に重要である.
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