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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻10号

2000年10月発行

文献概要

今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染 院内感染肺炎へのアプローチ

院内感染肺炎の起炎菌をどう決めるか

著者: 下方薫1

所属機関: 1名古屋大学大幸医療センター予防医療部

ページ範囲:P.1642 - P.1643

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●院内感染肺炎において,喀痰はとりわけ常在菌で汚染されやすい検体であるので,喀痰による起炎菌の推定は慎重に行われるべきである.
●血液培養,気管支鏡下の検体採取,肺病変部からの検体の針吸引などは侵襲的であるが,起炎菌決定の手段として信頼性が高い.
●それぞれの医療施設での院内感染肺炎の主要な起炎菌と薬剤に対する感受性をあらかじめ知っておくことは臨床的に重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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