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文献概要
今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染 院内感染肺炎へのアプローチ
喀痰からMRSAが出たときどうするか
著者: 青木眞1
所属機関: 1サクラ精機株式会社練馬センター
ページ範囲:P.1644 - P.1646
文献購入ページに移動●喀痰に認められたMRSAに適切に対処するには黄色ブドウ球菌感染症の全体像に対する理解が重要である.
●生存能力の高いMRSAが咽頭部に定着していることは多い.喀痰培養でMRSa陽性=MRSA肺炎ではない.
●喀痰のMRSAに気を取られ,血管カテーテル感染症など他臓器の感染症の有無を検討することを忘れてはならない.
●喀痰のMRSAは本菌による菌血症の肺合併症である可能性がある.血液培養も重要.
●生存能力の高いMRSAが咽頭部に定着していることは多い.喀痰培養でMRSa陽性=MRSA肺炎ではない.
●喀痰のMRSAに気を取られ,血管カテーテル感染症など他臓器の感染症の有無を検討することを忘れてはならない.
●喀痰のMRSAは本菌による菌血症の肺合併症である可能性がある.血液培養も重要.
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