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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻10号

2000年10月発行

今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染

院内感染肺炎へのアプローチ

喀痰からMRSAが出たときどうするか

著者: 青木眞1

所属機関: 1サクラ精機株式会社練馬センター

ページ範囲:P.1644 - P.1646

文献概要

●喀痰に認められたMRSAに適切に対処するには黄色ブドウ球菌感染症の全体像に対する理解が重要である.
●生存能力の高いMRSAが咽頭部に定着していることは多い.喀痰培養でMRSa陽性=MRSA肺炎ではない.
●喀痰のMRSAに気を取られ,血管カテーテル感染症など他臓器の感染症の有無を検討することを忘れてはならない.
●喀痰のMRSAは本菌による菌血症の肺合併症である可能性がある.血液培養も重要.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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