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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻10号

2000年10月発行

文献概要

今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染 院内感染肺炎の治療にあたって

急性白血病治療中の肺炎

著者: 河村千春1 木崎昌弘1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.1658 - P.1660

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●急性白血病治療中の患者は,原疾患や化学療法のため免疫不全状態にあり,日和見感染症を起こしやすい.
●好中球数が著明に減少するため,肺炎は特徴的所見に欠くことが多く,発熱が唯一の早期症状であることが多い.原因菌の判明しないことも多い.
●抗生物質の経験的治療(empiric therapy)はグラム陽性球菌,グラム陰性桿菌を幅広くカバーする薬剤を投与する.血液培養は重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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