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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

増刊号 臨床医のための最新エコー法

エコー法の実践—総合エコー法

頸部疾患(リンパ節・耳下腺・顎下腺)

著者: 森島勇1 植野映2

所属機関: 1筑波メディカルセンター病院乳腺甲状腺外科 2筑波大学臨床医学系外科

ページ範囲:P.40 - P.43

文献概要

検査の手順
 体表臓器を観察するには,7.5MHz以上の高周波数を持ったプローブ(探触子)が必要である.一般には,アニュラアレイ型プローブを含むメカニカルセクタスキャナや電子リニアスキャナが使用されている.特にこの3,4年くらいの間に,電子リニアスキャナは急速に発達した.これは,整相部のデジタル化,振動子の高周波化,プローブの高感度広帯域化などの技術進歩により,空間分解能,コントラスト分解能,時間分解能がきわめて向上したためである.
 被検者の体位は,肩の下に枕を入れ,頸部伸展位をとる.左右観察部位に応じて,右左を向く.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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