icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

文献概要

増刊号 臨床医のための最新エコー法 エコー法の実践—総合エコー法

甲状腺

著者: 横澤保1

所属機関: 1隈病院外科

ページ範囲:P.44 - P.47

文献購入ページに移動
検査の手順
 1.機種はどれを選ぶか?
 最近の超音波機器の技術革新は目覚ましく,より小型の高性能の機種が続々と発売されている.現在最も普及しているのは,リアルタイムに動的画像が得られる電子スキャン装置で,特にデジタル式1~3)のものが画像が良いことやドプラへの応用が可能である利点から主流である.
 2000年のトピックスは,なんといっても,SonoSite 180®(図1)であろう.片手で持ち運びできる(重さ約2kg)うえに,画像が良いので甲状腺外来の診察室で聴診器のように使用できる.正式な名称は,オリンパス社製の携帯型デジタル超音波診断装置(SonoSite 180)で,2000年3月に発売された(2000年5月28日横浜で行われた第73回日本超音波学会ランチョンセミナーで発表された).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?