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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

文献概要

増刊号 臨床医のための最新エコー法 エコー法の実践—心エコー法(弁膜症)

人工弁置換術後

著者: 中谷敏1

所属機関: 1国立循環器病センター心臓内科

ページ範囲:P.180 - P.184

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人工弁の種類(図1)
 心エコーで人工弁を観察する際には,現在どのような人工弁が使われているのかを知っておく必要がある.人工弁は大きく生体弁と機械弁に分けることができる.前者にはブタの大動脈弁を処理したもの(Hancock弁)やウシの心膜を加工して作ったもの(Carpentier-Edwards心膜弁)などがあり,後者には傾斜型のディスクが一枚である一葉弁(Medtronic-Hall弁,Omnicarbon弁,Björk—Shiley弁など)と二枚である二葉弁(CarboMedics弁,St.Jude Medical弁など)がある.最近,生体弁の一型としてステントのないステントレス弁(Toronto弁,Freestyle弁)やまたヒト大動脈弁であるホモグラフトが用いられる機会が増えてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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