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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

文献概要

増刊号 臨床医のための最新エコー法 エコー法の実践—心エコー法(その他の心疾患)

胸部大動脈瘤と解離

著者: 宮入剛1 髙本眞一1

所属機関: 1東京大学医学部心臓外科

ページ範囲:P.213 - P.215

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 社会の高齢化による母集団の増加と手術成績の向上に伴う対象年齢の引き上げにより,大動脈疾患の手術件数は増加している.近年ステントグラフトの登場などにより治療の選択肢が増えたが,それに伴い画像診断に要求される内容もより高度になった.すなわち従来からの存在診断に加えて,瘤周辺の大動脈の壁の性状,屈曲の程度,血流の状態などのより詳細な情報が術前・術中に要求されるようになった.その中で,心エコー法はベッドサイドで非侵襲的に簡便かつ繰り返し施行できる画像診断法として,必要欠くべからざる位置を確保している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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