icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

文献概要

増刊号 臨床医のための最新エコー法 エコー法の実践—腹部エコー法

エコーガイド下穿刺診断法

著者: 椎名秀一朗1 寺谷卓馬1 浜村啓介1

所属機関: 1東京大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.282 - P.285

文献購入ページに移動
 開腹手術をしなくとも,エコーガイド下に穿刺を行うことにより組織標本が得られるようになったのは大きな進歩である.画像診断が発達した現在でも,最終的な診断根拠として病理組織診断が求められることが多い.画像所見が非典型的な症例では病理組織診断は必須である.イメージガイド下の穿刺法としては,ほかにCTガイドやMRIガイドを用いる方法もあるが,現時点ではリアルタイム性などの見地から,大部分の場合はエコーガイド下穿刺が最も優れていると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?