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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

増刊号 臨床医のための最新エコー法

エコー法の実践—腹部エコー法

腹部コントラストエコー法

著者: 工藤正俊1

所属機関: 1近畿大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.286 - P.290

文献概要

 コントラストエコー法の種類
 コントラストエコー法には大きく分けて動注法と静注法がある(表1).動注法としてはCO2マイクロバブル(微小気泡)がコントラスト剤として使われるが,静注法においては現在唯一の国内の市販薬であるレボビスト®300mg/mlを,5mlないし7mlをボーラスもしくはインフユージョンにて用いる.静注法には,基本波のカラードプラもしくはパワードプラを用いる造影ドプラ法と,ハーモニック法を応用した造影ハーモニック法の2種類がある.さらにハーモニック法にもハーモニック・カラー/パワードプラ法とハーモニックBモード法の2種類の方法がある.これらは現時点では装置によって性能が異なるため,目的に応じて使い分けがなされているのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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