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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

文献概要

増刊号 臨床医のための最新エコー法 エコー法の新しい展開

コントラストを用いたハーモニック・イメージング

著者: 嶺喜隆1

所属機関: 1(株)東芝医用機器システム開発センター

ページ範囲:P.389 - P.391

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 造影エコー法で組織内の微少血流を映像化する場合,その毛細血管をとりまく周囲組織からのエコー信号が非常に大きいため,従来のBモードでは十分な染影が得られない.超音波造影剤の主成分は微小気泡であり,気泡の強い非線形な振動特性に着目して造影剤由来の信号のみを検出し映像化する手法がハーモニック・イメージングである1).気泡は送信される超音波の作用で消失する性質もあり,造影剤特有のこれらの性質を利用して毛細血管レベルの血流の映像化を可能にする新しい映像技術が活発に開発されている.ハーモニック・イメージングを始めとする造影剤映像技術について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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