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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻11号

2000年10月発行

文献概要

増刊号 臨床医のための最新エコー法 エコー法の新しい展開—超音波の治療応用(画像を利用した治療法)

エタノール注入療法

著者: 品川孝1

所属機関: 1上都賀総合病院内科

ページ範囲:P.428 - P.432

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 肝細胞癌に対する経皮的エタノール注入療法(PEI:percutaneous ethanol injection)は1982年,千葉大学第1内科にて開発され,現在では肝細胞癌に対する代表的な治療法の1つとして広く普及している.特に小肝細胞癌に対しては根治的効果が認められ2),治療成績も良好である3).この超音波映像下穿刺を応用した治療法の開発により,超音波を用いて肝細胞癌の早期診断から治療まで可能となった.本稿では肝細胞癌に合併することの多い門脈腫瘍塞栓や副腎転移に対するPEIも含めて,治療の実際について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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