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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻12号

2000年11月発行

文献概要

今月の主題 消化器薬の使い方 2001 消化器治療薬を使う!

胆道系疾患

著者: 田中直見1 冨田慎二2 安部井誠人1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系消化器内科 2国立水戸病院消化器内科

ページ範囲:P.1820 - P.1822

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◆Key Question
胆石疝痛発作,急性胆嚢炎は予防できるか?
 食事の欧米化に伴いわが国の胆石症の頻度も増加しており,成人における頻度は約5〜7%である.剖検例ではその頻度は高く,50歳代では10%を超え,80歳代では22.2%にも達する1).これから高齢化社会を迎えるわが国では,今後ますます胆石症が増加するものと思われる.胆石症には無症状期,有症状期,合併症期の3つの臨床病期が存在する.日常の臨床においては胆石があっても無症状の方も多い.本稿では有症状の代表である胆石発作や合併症の代表である急性胆嚢炎が予防あるいは予知可能であるか否かについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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