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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻13号

2000年12月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病と合併症へのアプローチ 病態に応じた個々の症例への対応

肝硬変合併糖尿病への対応

著者: 神田勤1 今野英一1 西田勉1

所属機関: 1大阪府立病院消化器代謝内科

ページ範囲:P.2002 - P.2004

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●肝硬変合併糖尿病の主因はインスリン抵抗性であるため,初期には空腹時血糖値は正常値を示し,食後2時間血糖値が上昇する.
●HbA1Cは赤血球寿命短縮のため,偽低値(0.5〜2.2%,平均1.3%)を呈する.
●早期診断には75gOGTT,1,5-AG,糖化アルブミン,食後2時間血糖値の測定が有用である.
●SU剤は無効であり,食事療法,α-GIにて血糖管理不良ならば,インスリン療法が必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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