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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻13号

2000年12月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病と合併症へのアプローチ 病態に応じた個々の症例への対応

糖尿病のエマージェンシー

著者: 野田光彦1 門脇孝1

所属機関: 1東京大学医学部糖尿病・代謝内科

ページ範囲:P.2009 - P.2014

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●糖尿病性昏睡の治療では,輸液・電解質管理が,インスリンの持続静注と並んで重要である.インスリンの持続静注速度は0.1単位/kg/時,輸液量は最初の6時間で3l程度を目安に,心機能に問題のある場合はこれにも留意しつつ施行する.
●乳酸アシドーシスでは,原病の治療が重要である.
●低血糖性昏睡ではグルコースの静注を行う.意識が回復したのち,いったん覚醒した患者が再び昏睡に陥ることがあるので,注意を怠ってはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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