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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 Introduction

アレルギー患者の問診と診断のポイント

著者: 長屋宏1

所属機関: 1久我山病院アレルギー科

ページ範囲:P.176 - P.178

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●アレルギー症状が若年者,特に小児期に起こるほどアトピー素因によるものである可能性が高い.
●喘鳴が聴かれたときに患者にとって重要なことは,気道過敏性亢進の有無や気管支喘息という診断名の定義に当てはまるか否かを議論することではなく,アトピー型の喘息であるか否かを知るためにアレルギー皮膚テストを行うことである.
●血清総IgE値が低くてアレルゲン特異的IgE(RAST)が陰性でも,アレルギー皮膚テストはRASTよりも感度が高いので,皮膚テストも陰性でなければ非アトピー型とはいえない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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