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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 アレルギー疾患の薬物療法

吸入および経口ステロイド薬の作用機序・使い方—気管支喘息において

著者: 小林信之1 工藤宏一郎1

所属機関: 1国立国際医療センター呼吸器科

ページ範囲:P.194 - P.197

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●ステロイドの抗喘息作用機序は多岐にわたるが,サイトカインや炎症性メディエーターの産生抑制が最も重要である.
●他の作用機序として,血管透過性や気道分泌の抑制,気道過敏性の抑制,β2刺激薬の作用増強などが挙げられる.
●プロピオン酸フルチカゾン(FP)はドライパウダーの吸入ステロイド薬で,べクロメサゾン(BDP)の2倍以上の抗炎症効果があり,かつ全身性副作用が少ない.
●経口ステロイド薬は発作治療薬(レリーバー)として短期間(3~10日)投与する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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