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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 アレルギー疾患の薬物療法

吸入および経口気管支拡張剤(β2刺激薬とテオフィリン)の使い方

著者: 小川忠平1 佐野靖之1

所属機関: 1同愛記念病院アレルギー呼吸器科

ページ範囲:P.198 - P.200

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●吸入β2刺激薬(MDI)は気管支拡張作用に優れるが抗炎症作用に乏しいので,頻用させないように吸入ステロイド薬などできちんと治療する.
●テオフィリン薬は有効血中濃度(5〜20μg/ml)を維持するとともにmorning dipに効果的なように用いる.
●テオフィリン血中濃度に影響を及ぼす因子に気をつける.
●中等症〜重症はもとよりであるが,軽症であっても抗炎症作用に優れた吸入ステロイド薬などの併用を念頭に置いておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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