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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 鼻炎

アレルギー性鼻炎の発症機序,病態と鑑別診断

著者: 奥田稔1

所属機関: 1日本臨床アレルギー研究所

ページ範囲:P.202 - P.204

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●アレルギー性鼻炎は,発作性反復性のくしゃみ,水性鼻漏,鼻閉を3主徴とする鼻粘膜のI型アレルギー性疾患である.
●アレルギー反応は粘膜上皮層肥満細胞の脱顆粒をトリガーとして起こる即時相反応と,その後に起こる遅延相反応があるが,実際の患者鼻粘膜ではこれらの反応が交錯,重積している.
●I型アレルギー疾患としてみると,アトピー性皮膚炎と喘息との合併が多い.
●鼻炎の立場からは本疾患は鼻炎の一つで,感染性鼻炎,非感染性非アレルギー性過敏性鼻炎などとの鑑別が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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