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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 鼻炎

花粉アレルゲン回避と減感作療法

著者: 沼田勉1 今野昭義1 寺田修久1

所属機関: 1千葉大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.208 - P.209

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●どのような治療を選択しても,抗原回避の努力は必須である.
●スギ花粉症が60歳前に自然寛解する頻度は10%以下である.
●素因の強い者,抗原特異的IgE抗体値の高い者,小児期発症者では自然寛解が起こりがたい.重症スギ花粉症で関東以西に居住する者,中等症以上の通年性アレルギー性鼻炎症例では,根治を期待できる唯一の治療法として減感作療法の適応を考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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