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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 喘息

小児喘息の発症機序・病態と予後—小児喘息は自然に治るか?

著者: 小田嶋博1

所属機関: 1国立療養所南福岡病院小児科

ページ範囲:P.214 - P.216

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●初めから喘息がある小児はいない.喘息の発症前の段階に戻すことができれば喘息は自然に治っている.
●小児期には初発の発作がある.このときに原因を可能な限り追求し除去する.
●発作を繰り返していけば,気道過敏性が亢進し,誘因は多くなり複雑となる.
●特に小児期には,発作の治療のみを考えるのではなく,発作の持続を絶ち,原因の除去を考えなければならない.
●以上が十分に行われれば,喘息は自然に治っていくはずである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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