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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 喘息

小児喘息の治療ガイドライン—吸入ステロイド療法の問題点とアレルゲン除去の重要性

著者: 末廣豊1 亀崎佐織1 福井徹哉1

所属機関: 1大阪府済生会中津病院 免疫・アレルギーセンター,小児科

ページ範囲:P.217 - P.219

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●小児の気管支喘息では,成人の喘息と違ってステロイド吸入療法は必ずしも治療の第一選択ではない.
●アレルゲン対策・環境調整が薬物療法に先駆けて重要視されるべきものである.
●小児喘息の予防・管理ガイドラインでは,中等症持続型でDSCG+サルブタモールの次に吸入ステロイドを位置づけている.
●しかしながら,ステロイド吸入の導入が遅れることによるデメリットも十分に考慮して,開始のタイミングを失わないように注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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