文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー診療の実際 喘息
成人喘息の急性発作に対する治療
著者: 大田健1
所属機関: 1帝京大学医学部内科
ページ範囲:P.234 - P.236
文献購入ページに移動●成人喘息の急性発作を治療する際には,発作の強さを直ちに評価し,発作強度に応じた段階的治療を施行する.
●薬物としては,β2刺激薬,エピネフリン,テオフィリン薬(アミノフィリン),ステロイド薬などを投与し,低酸素血症には酸素投与,重篤な呼吸不全には人工呼吸を施行し,臨機応変に対処することが重要である.
●横になれる軽度ではβ2刺激薬の吸入をまず試み,起座呼吸のある中等度ではβ2刺激薬からステロイド薬までを選択肢とし,動けない高度以上ではβ2刺激薬からステロイド薬までの薬物を駆使して寛解を図る.
●薬物としては,β2刺激薬,エピネフリン,テオフィリン薬(アミノフィリン),ステロイド薬などを投与し,低酸素血症には酸素投与,重篤な呼吸不全には人工呼吸を施行し,臨機応変に対処することが重要である.
●横になれる軽度ではβ2刺激薬の吸入をまず試み,起座呼吸のある中等度ではβ2刺激薬からステロイド薬までを選択肢とし,動けない高度以上ではβ2刺激薬からステロイド薬までの薬物を駆使して寛解を図る.
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