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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 喘息

高齢者喘息の発症機序,病態と治療の注意点

著者: 長谷川眞紀1

所属機関: 1国立相模原病院

ページ範囲:P.241 - P.243

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●高齢者では約半数が非アトピー型(皮膚テスト全陰性+カンジダ単独陽性)である.
●皮膚反応陽性例については,血清中特異IgE抗体,誘発反応陽性率は若年者と大差ない.
●高齢者でも治療の原則は変わらない.
●合併症の有無によって原則を柔軟に応用しなければならない.
●吸入薬(MDI)はスペイサーを使用して吸入させる.また頻回の吸入指導が必要である.
●テオフィリン製剤の代謝が遅延して,血中濃度が上昇することがあるので注意する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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