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文献概要
今月の主題 アレルギー診療の実際 喘息
職業性喘息
著者: 清水泰生1 中澤次夫2
所属機関: 1群馬大学医学部第1内科 2群馬大学医学部保健学科
ページ範囲:P.257 - P.259
文献購入ページに移動●原因物質は多岐にわたり,わが国では近年,従来の高分子性物質のほかに低分子性物質の増加が目立つ.
●診断は本症を疑うことから始まるので,問診が非常に重要である.症状発現と作業との因果関係をよく確認する.
●対策は予防が重要であり,原因物質の除去,減量など雇用側と作業側の協力・理解が必要である.薬物療法は非職業性のそれに準ずる.
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