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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 喘息

職業性喘息

著者: 清水泰生1 中澤次夫2

所属機関: 1群馬大学医学部第1内科 2群馬大学医学部保健学科

ページ範囲:P.257 - P.259

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●職業性喘息は特定の職場で,その職業特有の物質に暴露され,一定期間後に主としてアレルギー的機作によって発症する気管支喘息である.
●原因物質は多岐にわたり,わが国では近年,従来の高分子性物質のほかに低分子性物質の増加が目立つ.
●診断は本症を疑うことから始まるので,問診が非常に重要である.症状発現と作業との因果関係をよく確認する.
●対策は予防が重要であり,原因物質の除去,減量など雇用側と作業側の協力・理解が必要である.薬物療法は非職業性のそれに準ずる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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