文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー診療の実際 アレルギー疾患の危機管理と救急治療
食餌依存性運動誘発アナフィラキシーの原因と治療
著者: 高藤繁1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学内科
ページ範囲:P.266 - P.267
文献購入ページに移動●食餌依存性運動誘発アナフィラキシーの原因食物としては,エビ,カニ,カキなどの貝・甲殻類と小麦製品が多い.
●食事終了から症状発現までの時間は30分〜3時間半,運動開始から症状発現までの時間は5〜50分が多い.
●症状は,じんま疹,呼吸困難,意識障害が多い.
●診断には詳細な問診が重要である.
●予防については,食後3時間は運動を控えるように指導すること,また,原因食物の摂取を避けるよう指導することが重要である.
●アナフィラキシーショックが発症したときは,他の原因で生じた場合と同様の救急処置を要する.
●食事終了から症状発現までの時間は30分〜3時間半,運動開始から症状発現までの時間は5〜50分が多い.
●症状は,じんま疹,呼吸困難,意識障害が多い.
●診断には詳細な問診が重要である.
●予防については,食後3時間は運動を控えるように指導すること,また,原因食物の摂取を避けるよう指導することが重要である.
●アナフィラキシーショックが発症したときは,他の原因で生じた場合と同様の救急処置を要する.
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