文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー診療の実際 全身性アレルギー疾患
薬物アレルギーの原因と対策
著者: 鈴木修二1
所属機関: 1静岡大学保健管理センター
ページ範囲:P.276 - P.277
文献購入ページに移動●アレルギー発症機序に関与する諸細胞,諸器官への薬物の直接的作用による過敏症も,臨床的に薬物アレルギーと同列に論じられることが多い.
●β-ラクタム環を有する抗生物質は,アナフィラキシー(「ア」)反応を起こす薬物の代表である.ヨード造影剤過敏症,局所麻酔剤過敏症のごく一部で,この機序を介するものがある.ヨード造影剤は,「ア」様反応を起こす代表的薬物である.
●局所麻酔剤によるショック症例のほとんどは,アレルギー反応によらない.
●アレルギーの型に合った原因検索,問診,薬物使用時の注意,型に合った治療などが対策の骨子である.
●β-ラクタム環を有する抗生物質は,アナフィラキシー(「ア」)反応を起こす薬物の代表である.ヨード造影剤過敏症,局所麻酔剤過敏症のごく一部で,この機序を介するものがある.ヨード造影剤は,「ア」様反応を起こす代表的薬物である.
●局所麻酔剤によるショック症例のほとんどは,アレルギー反応によらない.
●アレルギーの型に合った原因検索,問診,薬物使用時の注意,型に合った治療などが対策の骨子である.
掲載誌情報