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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻2号

2000年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー診療の実際 全身性アレルギー疾患

薬物アレルギーの原因と対策

著者: 鈴木修二1

所属機関: 1静岡大学保健管理センター

ページ範囲:P.276 - P.277

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●アレルギー発症機序に関与する諸細胞,諸器官への薬物の直接的作用による過敏症も,臨床的に薬物アレルギーと同列に論じられることが多い.
●β-ラクタム環を有する抗生物質は,アナフィラキシー(「ア」)反応を起こす薬物の代表である.ヨード造影剤過敏症,局所麻酔剤過敏症のごく一部で,この機序を介するものがある.ヨード造影剤は,「ア」様反応を起こす代表的薬物である.
●局所麻酔剤によるショック症例のほとんどは,アレルギー反応によらない.
●アレルギーの型に合った原因検索,問診,薬物使用時の注意,型に合った治療などが対策の骨子である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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