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文献概要
今月の主題 高血圧の診療—新しい話題 血圧測定をめぐる話題
24時間血圧測定の診断的意義
著者: 桑島巌1
所属機関: 1東京都老人医療センター循環器科
ページ範囲:P.362 - P.364
文献購入ページに移動●夜間睡眠時に十分な血圧下降が認められない症例はnon-dipperといわれ,夜間に血圧が下降するdipperに比して臓器障害が高度であり,予後も不良である.
●降圧薬服薬例では,夜間血圧管理の良否が生命予後を決定する.
●早朝高血圧には,起床後に血圧が上昇するタイプと夜間から持続して血圧が高いタイプがあり,前者は脳心血管障害のトリガーとして,後者は臓器障害促進因子として重要である.
●降圧薬服薬例では,夜間血圧管理の良否が生命予後を決定する.
●早朝高血圧には,起床後に血圧が上昇するタイプと夜間から持続して血圧が高いタイプがあり,前者は脳心血管障害のトリガーとして,後者は臓器障害促進因子として重要である.
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