文献詳細
文献概要
今月の主題 高血圧の診療—新しい話題 降圧療法—生活習慣改善に関するエビデンス
食事療法—塩分,アルコール,肥満への対策
著者: 河野雄平1
所属機関: 1国立循環器病センター内科高血圧腎臓部門
ページ範囲:P.386 - P.387
文献購入ページに移動●高血圧治療における食事療法の基本は,減量(肥満者において)と,食塩制限およびアルコール制限である.
●カリウム,カルシウム,マグネシウム,魚油,食物繊維の摂取増加にも,軽度の降圧や心血管リスクの軽減が期待できる.
●食事療法は,降圧効果が比較的小さいことと,達成および維持することが難しい点が問題である.
●医療チームによる繰り返しの指導や簡便な食事プランの導入が,食事療法へのコンプライアンスの改善に有用と考えられる.
●カリウム,カルシウム,マグネシウム,魚油,食物繊維の摂取増加にも,軽度の降圧や心血管リスクの軽減が期待できる.
●食事療法は,降圧効果が比較的小さいことと,達成および維持することが難しい点が問題である.
●医療チームによる繰り返しの指導や簡便な食事プランの導入が,食事療法へのコンプライアンスの改善に有用と考えられる.
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