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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻3号

2000年03月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の診療—新しい話題 降圧薬の話題

利尿薬

著者: 加藤丈司1 江藤胤尚1

所属機関: 1宮崎医科大学第1内科

ページ範囲:P.410 - P.412

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●利尿薬は,化学構造と作用部位により,サイアザイド系利尿薬およびサイアザイド類似利尿薬,ループ利尿薬,K保持性利尿薬に分類される.
●サイアザイド系利尿薬は,降圧薬として汎用されている薬剤であり,β遮断薬やACE阻害薬などのほかの降圧薬の併用薬としても有用である.
●ループ利尿薬は強力な利尿作用を有しており,K保持性利尿薬はほかの利尿薬による低K血症の予防にも有用である.
●利尿薬は,電解質および糖・脂質代謝に対して好ましくない影響を及ぼす場合があるが,同薬の第一次選択薬としての有益性は,多くの大規模介入試験により実証されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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