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今月の主題 高血圧の診療—新しい話題 合併症を伴う高血圧—個別治療の実際
脳血管障害
著者: 北川一夫1 松本昌泰1 堀正二1
所属機関: 1大阪大学大学院病態情報内科学
ページ範囲:P.418 - P.421
文献購入ページに移動●脳梗塞急性期には,原則として降圧療法を行わない.
●脳出血急性期には,治療前の血圧値の80%,もしくは収縮期血圧160mmHgをめどに降圧する.
●慢性期脳卒中の再発予防には,収縮期血圧130mmHg,拡張期血圧85mmHg未満の正常血圧値を目標にゆっくり降圧する.
●脳血管障害急性期の降圧には,ジルチアゼム,ニカルジピンの微量点滴静注,慢性期の降圧治療には各種の経口降圧剤を用いる.
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