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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻3号

2000年03月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の診療—新しい話題 合併症を伴う高血圧—個別治療の実際

妊娠における降圧薬の使い方

著者: 鈴木洋通1

所属機関: 1埼玉医科大学腎臓内科

ページ範囲:P.445 - P.447

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●妊娠の可能性のある女性には,ACE阻害薬またはアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬は使用しない.
●カルシウム拮抗薬の安全性は確立されていないが,短期間の使用は問題がないと考えられる.
●安全性の高い降圧薬は,αメチルドパ,ヒドララジン,ラベタロールである.
●妊娠前から使用している利尿薬やβ遮断薬は,変更する必要はない.
●降圧薬を用いる前に,家庭血圧などで白衣高血圧あるいは白衣正常血圧の有無をチェックする.
●血圧をどこまで下降させるのがよいか,いまだ明確な基準はないが,125/75mmHgがよいのではないか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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