icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina37巻3号

2000年03月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の診療—新しい話題 合併症を伴う高血圧—個別治療の実際

小児・若年者高血圧とその治療

著者: 川村祐一郎1 羽根田俊1 菊池健次郎1

所属機関: 1旭川医科大学第1内科

ページ範囲:P.448 - P.450

文献購入ページに移動
●若年者高血圧では二次性高血圧の頻度が高く,加齢に伴い本態性高血圧症の頻度が増える.
●若年本態性高血圧症の特徴として,1)発症,昇圧機序に自律神経系,とりわけ交感神経活性の関与が大きく,食塩感受性は低いこと,2)臓器合併症をいまだ有さない場合が多いこと,が挙げられる.
●小児に対する降圧薬の投与量は成人とは異なり,体重を勘案すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?