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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻3号

2000年03月発行

文献概要

症例によるリハ医療—内科医のために・15

筋萎縮性側索硬化症患者のリハビリテーション

著者: 藤田雅章1 江崎宏典2 河合正行3 野崎貞徳3

所属機関: 1国立療養所長崎病院リハビリテーション科 2国立長崎中央病院総合診療科 3国立長崎中央病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.489 - P.494

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 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は,原因不明で根本的治療法の確立されていない進行性の神経難病である.初発症状は上肢の不自由や筋萎縮が約半数であるが,次いで球麻痺や下肢筋萎縮が生じ,漸次進行すると筋萎縮,筋力低下は全身に及び,末期には寝たきり状態となる.多くは球麻痺による呼吸不全や誤嚥のために死に至る(表1)1)
 今回,筆者らは気管切開し人工呼吸器を着けたまま在宅復帰ができている症例を紹介し,その取り組みと問題点について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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