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今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた 内科医のための発疹の診かた
膨疹—蕁麻疹からアナフィラキシーショックまで
著者: 森田栄伸1
所属機関: 1広島大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.528 - P.530
文献購入ページに移動●膨疹の出現後数日間にわたって浮腫や赤みが続き,全身倦怠感や関節痛を伴う場合には蕁麻疹様血管炎を考える.
●膨疹を伴うショック症状をみた場合はアナフィラキシーショックを考える.薬剤,血液製剤,ハチ毒,食物などが原因となる.食物の関与した運動誘発アナフィラキシーの場合,小麦製品が原因であることが多い.
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