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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻4号

2000年04月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた 内科医のための発疹の診かた

膨疹—蕁麻疹からアナフィラキシーショックまで

著者: 森田栄伸1

所属機関: 1広島大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.528 - P.530

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●膨疹は皮膚の限局性浮腫であり,出現後数時間以内に痕を残さず消失する.蕁麻疹がその代表的疾患である.
●膨疹の出現後数日間にわたって浮腫や赤みが続き,全身倦怠感や関節痛を伴う場合には蕁麻疹様血管炎を考える.
●膨疹を伴うショック症状をみた場合はアナフィラキシーショックを考える.薬剤,血液製剤,ハチ毒,食物などが原因となる.食物の関与した運動誘発アナフィラキシーの場合,小麦製品が原因であることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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