文献詳細
今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた
内科医のための発疹の診かた
文献概要
●膨疹は皮膚の限局性浮腫であり,出現後数時間以内に痕を残さず消失する.蕁麻疹がその代表的疾患である.
●膨疹の出現後数日間にわたって浮腫や赤みが続き,全身倦怠感や関節痛を伴う場合には蕁麻疹様血管炎を考える.
●膨疹を伴うショック症状をみた場合はアナフィラキシーショックを考える.薬剤,血液製剤,ハチ毒,食物などが原因となる.食物の関与した運動誘発アナフィラキシーの場合,小麦製品が原因であることが多い.
●膨疹の出現後数日間にわたって浮腫や赤みが続き,全身倦怠感や関節痛を伴う場合には蕁麻疹様血管炎を考える.
●膨疹を伴うショック症状をみた場合はアナフィラキシーショックを考える.薬剤,血液製剤,ハチ毒,食物などが原因となる.食物の関与した運動誘発アナフィラキシーの場合,小麦製品が原因であることが多い.
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