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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻4号

2000年04月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた 内科医へのヒント

Emergency Roomの皮膚科—壊死性筋膜炎からTENまで

著者: 多田讓治1 秋山尚範1 荒田次郎1

所属機関: 1岡山大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.547 - P.549

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●皮膚病変を的確に診断し,早急に適切な治療を開始することが,その疾患の予後に大きく影響する場合は少なくない.
●壊死性筋膜炎の治療では,早期の診断のもとに①débridement,②全身管理,③抗菌薬の大量投与に尽きる.
●中毒性表皮壊死症は薬疹の最重症型である.多形紅斑やStevens-Johnson syndromeから進展することもあり,ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群との鑑別が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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