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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻4号

2000年04月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた 鼎談

皮膚科医と内科医のクロストーク

著者: 永井良三1 桑名正隆2 宮地良樹3

所属機関: 1東京大学医学部循環器内科 2慶應義塾大学先端医科学研究所 3京都大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.629 - P.639

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 宮地(司会)本日は「皮膚科医と内科医のクロストーク」ということで,内科のなかでも比較的皮膚症状にかかわることの多い循環器,膠原病をご専門とする先生方とともに,お話を進めてまいりたいと思います.
 「皮膚は内臓の鏡」という昔から言い古された言葉があります.皮膚に現れた内臓の所見を,皮膚科の言葉ではデルマドロームといいます.教科書には「こういう発疹が出たらこういう内臓の所見がある」といったことがよく書いてありますが,実際内科の先生方にとっては煙に巻かれるような話だと思うのです.そこで今日は,実際の臨床の場でのクロストークの重要性について考えてみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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