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文献概要
今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—疫学と病態
閉塞性動脈硬化症—臨床像の変遷
著者: 重松宏1 大城秀巳1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科血管外科
ページ範囲:P.728 - P.730
文献購入ページに移動●慢性動脈閉塞症患者の90%以上は閉塞性動脈硬化症(ASO)を原因としている.
●ASO患者は動脈硬化のmultiple risk factorを有しており,他臓器病変に注意が必要である.
●虚血肢の客観的な重症度評価が重要で,ドプラ血流計による足関節部圧測定が欠かせない.
●患者により異なる治療目標を明らかにし,外科的血行再建と血管内治療,薬物療法による集学的治療が重要である.
●ASO患者は動脈硬化のmultiple risk factorを有しており,他臓器病変に注意が必要である.
●虚血肢の客観的な重症度評価が重要で,ドプラ血流計による足関節部圧測定が欠かせない.
●患者により異なる治療目標を明らかにし,外科的血行再建と血管内治療,薬物療法による集学的治療が重要である.
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