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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻5号

2000年05月発行

文献概要

今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—疫学と病態

DlC—病態の多様性

著者: 御舘靖雄1 朝倉英策2

所属機関: 1金沢大学医学部第3内科 2金沢大学医学部附属病院高密度無菌治療部

ページ範囲:P.735 - P.737

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●播種性血管内凝固症候群(DIC)の本態は,基礎疾患存在下の持続性の極端な凝固活性化状態であり,全身性に微小血栓が多発する.
●線溶活性化の程度により,凝固優位型DICおよび線溶優位型DICに分類され,前者は臓器症状,後者は出血症状がみられやすい.
●DICの進展度により,DIC準備状態,代償性DIC,非代償性DICに分類され,臨床経過により,急性DIC,慢性DICに分類される.
●DICの病態ごとの治療法の選択が理想である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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