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今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療
抗血小板薬—その種類と作用機序
著者: 小田淳1
所属機関: 1北海道赤十字血液センター
ページ範囲:P.765 - P.767
文献購入ページに移動●血栓症の治療や予防に,作用機序の異なる抗血小板薬の併用や抗インテグリンαIIbβ3(GPIIb/IIIa)薬が,顕著な臨床効果をあげている場合もある.
●一方で,強力な抗血小板薬の使用や併用により合併症の頻度が上昇する可能性もある.
●抗アレルギー剤などにも血小板受容体に結合するものがある.
●可逆性か否かを含めて,抗血小板薬の作用機序の十分な理解が臨床の場でますます重要になるものと考えられる.
●一方で,強力な抗血小板薬の使用や併用により合併症の頻度が上昇する可能性もある.
●抗アレルギー剤などにも血小板受容体に結合するものがある.
●可逆性か否かを含めて,抗血小板薬の作用機序の十分な理解が臨床の場でますます重要になるものと考えられる.
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