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今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療
ワルファリン療法の適応疾患とそのモニター法
著者: 川野晃一1
所属機関: 1杏林大学医学部第2内科
ページ範囲:P.774 - P.775
文献購入ページに移動●ワルファリンは,ビタミンK依存性凝固因子(凝固第II,VII,IX,X因子)の生合成を阻害することで抗凝固作用を発現する.
●ワルファリン療法のモニターにはプロトロンビン時間をもとに計算されるinternational normalized ratio(INR)が標準的に用いられ,疾患に応じてINR=2.0〜3.0または2.5〜3.5が推奨される.
●種々の薬剤,食品によって作用が増強または減弱されるので,併用薬剤には注意する.
●副作用として出血,皮膚壊死などがある.
●ワルファリン療法のモニターにはプロトロンビン時間をもとに計算されるinternational normalized ratio(INR)が標準的に用いられ,疾患に応じてINR=2.0〜3.0または2.5〜3.5が推奨される.
●種々の薬剤,食品によって作用が増強または減弱されるので,併用薬剤には注意する.
●副作用として出血,皮膚壊死などがある.
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