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文献詳細

雑誌文献

medicina37巻5号

2000年05月発行

文献概要

今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療

ワルファリン療法の適応疾患とそのモニター法

著者: 川野晃一1

所属機関: 1杏林大学医学部第2内科

ページ範囲:P.774 - P.775

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●ワルファリンは,ビタミンK依存性凝固因子(凝固第II,VII,IX,X因子)の生合成を阻害することで抗凝固作用を発現する.
●ワルファリン療法のモニターにはプロトロンビン時間をもとに計算されるinternational normalized ratio(INR)が標準的に用いられ,疾患に応じてINR=2.0〜3.0または2.5〜3.5が推奨される.
●種々の薬剤,食品によって作用が増強または減弱されるので,併用薬剤には注意する.
●副作用として出血,皮膚壊死などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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