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今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療
抗血小板療法のメタ解析
著者: 松原由美子1 村田満1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.776 - P.779
文献購入ページに移動●脳梗塞,心筋梗塞の原因となる動脈血栓症,閉塞性動脈硬化症やBurger病の治療,予防に対して抗血小板療法が行われている.
●抗血小板療法に用いられる薬剤の有用性は,多くの大規模臨床試験により検討されており,それらの結果はEvidence-based Medicineの考え方が提唱されている臨床現場において重要視されている.
●抗血小板療法の大規模臨床試験の対象となる薬剤は,血小板活性化を制御する系の一部の作用点で働くもの(アスピリンに代表される)であるが,近年開発された,新しい作用機序をもつ血小板膜糖蛋白GP IIb/IIIa(integrin αIIbβ3)阻害薬に対するその検討結果が注目されている.
●抗血小板療法に用いられる薬剤の有用性は,多くの大規模臨床試験により検討されており,それらの結果はEvidence-based Medicineの考え方が提唱されている臨床現場において重要視されている.
●抗血小板療法の大規模臨床試験の対象となる薬剤は,血小板活性化を制御する系の一部の作用点で働くもの(アスピリンに代表される)であるが,近年開発された,新しい作用機序をもつ血小板膜糖蛋白GP IIb/IIIa(integrin αIIbβ3)阻害薬に対するその検討結果が注目されている.
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