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今月の主題 血栓症と抗血栓薬 血栓症の臨床—治療
Acute coronary syndromeの抗血栓療法
著者: 本宮武司1
所属機関: 1東京都立広尾病院循環器科
ページ範囲:P.786 - P.787
文献購入ページに移動●急性冠症候群(acute coronary syndrome)は不安定狭心症,急性貫壁性・非貫壁性心筋梗塞,心臓突然死を含む病態であり,発症病態の血液学的キーファクターは血小板とトロンビンと思われる.
●抗血小板療法はアスピリン,チクロピジン,また新しい抗血小板薬のGP IIb/IIIa 受容体拮抗薬で心事故予防効果が認められている.
●抗凝固薬はヘパリンと低分子ヘパリンで心事故予防効果が示されている.
●抗血小板療法はアスピリン,チクロピジン,また新しい抗血小板薬のGP IIb/IIIa 受容体拮抗薬で心事故予防効果が認められている.
●抗凝固薬はヘパリンと低分子ヘパリンで心事故予防効果が示されている.
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